2023年5月のこと

 1か月に1回の更新が目標だったのに、5回目にしてさぼってしまった。書きかけてはいたのだけれど、4月に異動して、ちょうど慣れてきて忙しくなってきたところだから仕方ない、と言いわけしてみる。どこかの月で2回書くこととして、12回書ければ目標は達成ということにしたい。

 

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 5月といえばゴールデンウィーク岐阜県白川郷・高山へ旅行に行ってきたので、そのときのこと書こうと思う。


 1日目。早起きして名古屋駅近くでレンタカーを借り、いざ出発。白川郷の手前までは、ゴールデンウィークのわりにそこまでの渋滞もなかったのだが、白川郷近くで高速を降りたらめちゃくちゃ渋滞していた。1時間半くらいのろのろと進み、昼すぎくらいに駐車場に車を止めることができた。ちなみに、わたしも免許証を持っているものの、もう何年も運転していないペーパードライバーのため、2日間恋人に運転を任せた。ありがとう、ありがとう。

 冬の雪景色のイメージがある白川郷だが、初夏、さわやかなようすもよかった。合掌造りの家たちをぶらぶらと見ながらお昼ごはんの場所を探し、入ったお店で朴葉味噌定食を食べた。この味噌があれば、ごはんを何杯も食べられそう。そのあと、坂道をのぼって展望台からまた風景を眺めた。白川郷ははじめて訪れたのだが、現在もふつうに生活しているひとがいることを知っておどろいた。重要文化財に指定されている、和田家という建物のなかも見学したのだが、ここから先は住居などと書いてあり、こっちは山と合掌造りの建物がきれいだなあなどとのんきに楽しんでいるが、住む場所が観光地になっていると落ち着かないのではないか、などと勝手に心配になってしまった。

 

 

 せっかくの旅行だからと温泉のある旅館を予約していて、1時間ほどかけて高山の旅館に移動。広縁のある旅館。広縁だいすき。あのスペースでゆっくり煙草を吸うことができるとなおよいのだが、それができる旅館は少ない。一息ついてから温泉にはいった。すぐにのぼせてしまうので長風呂できず、長く入っていられるひとがうらやましいのだが、みじかい時間だとしてもひろびろとして足をのばせる温泉は、きもちよかった。また、よるごはんに食べたあまごの塩焼きがおいしかった。あまり川魚を食べる機会がないので、新鮮なきもち。

 

 

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 2日目は高山。なんとなく町並みが有名というイメージはあったのだが、看板に「古い町並」と書かれていて、そんなざっくりした名称なの?とおどろいた。調べてみると、商人町として発展した上町と下町、それぞれ三筋の通りを合わせて「古い町並」と呼ばれているとのこと。きれいな町並だった。いろいろお店が並んでいて、町並を見ながら歩いたり、酒屋さんに入ってみたり、おみやげやさんに入ってみたり、飛騨牛の串焼きやコロッケを買って食べてみたり、ザ・観光というかんじのすごし方をした。

 高山陣屋という、江戸時代の役所だった建物も見学した。釘の頭を隠すための真向兎が見どころのひとつらしい。建物内ではけっこうたくさん真向兎を見つけることができた。結局なにも買わなかったが、朝市も見た。おひるごはんは高山ラーメンを食べた。スープの色が濃くて、具材もシンプルなかんじ。

 

 

 帰りもそこまで渋滞に巻き込まれることもなく無事帰宅。比較的のんびりすごした旅行だった。じゅうぶん楽しかったけれど、つぎは、ゴールデンウィークみたいな連休じゃなくて、人の少ない時期に旅行に行きたいなと思った。